国会の仕組みと法律ができるまでのプロセスを図解で解説【基礎から学ぶ日本の政治④】

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  1. 1. はじめに:国会は日本の心臓部
  2. 2. 国会とは何か?基本を押さえよう
    1. 国会の定義
    2. 国会の3つの役割
    3. 二院制:衆議院と参議院
    4. 国会議事堂の秘密
    5. 国会と内閣と裁判所
  3. 3. 国会の種類:常会・臨時会・特別会
    1. 常会(通常国会)🌸
    2. 臨時会(臨時国会)🍂
    3. 特別会(特別国会)🆕
    4. 参議院の緊急集会 🚨
    5. 会期の延長 ⏰
    6. 開会式という儀式 👑
  4. 4. 本会議と委員会の違い
    1. 本会議とは 🏛️
    2. 委員会とは 📋
    3. 主な委員会の種類
    4. 委員会の流れ
    5. 公聴会と参考人質疑 🎤
    6. 証人喚問という切り札 🔍
    7. 本会議と委員会の比較表
  5. 5. 法律ができるまでの流れ
    1. 法律ができるまでの7ステップ
    2. 両院協議会という調整の場 🤝
    3. 衆議院の優越が発動!⚡
    4. 法律ができるまでの期間
  6. 6. 国会での質疑応答の仕組み
    1. 質問の種類
    2. 質問時間の配分 ⏰
    3. 質問のルール 📋
    4. 答弁のルール 📢
    5. 委員長の役割 👨‍⚖️
    6. 審議拒否と国会の空転 🚫
  7. 7. 予算と国会の関係
    1. 予算とは
    2. 予算の種類
    3. 予算審議の流れ
    4. 予算の衆議院優越 💪
    5. 予算委員会という花形舞台 🌟
    6. 予算の修正は超レア 📝
  8. 8. 衆議院の優越とは
    1. 衆議院の優越とは
    2. 衆議院の優越が及ぶ範囲
    3. 3分の2のハードル 🏔️
    4. 参議院は不要? 🤔
    5. 参議院の独自性 🌟
  9. 9. まとめ:国会を理解すれば政治がわかる
    1. 今回学んだこと 📚
    2. なぜ国会を理解することが大切なのか 💡
    3. 国会中継の楽しみ方 📺
    4. あなたにできること 🌟
    5. 次回予告 📖
    6. 最後に 💭
  10. 10. 参考文献

1. はじめに:国会は日本の心臓部

前回は選挙制度について学びましたね。小選挙区制と比例代表制、一票の格差…選挙の仕組みがだいぶ見えてきたと思います 🗳️

今回のテーマは「国会」です!

テレビのニュースで見たことありますよね。あの国会議事堂で、議員たちが何やら話し合っている場面 🏛️

でも、正直なところ:

  • 「国会って普段何やってるの?」
  • 「本会議と委員会って何が違うの?」
  • 「法律ってどうやって作られるの?」
  • 「なんで野党は質問ばかりしているの?」
  • 「国会中継、見ても何が起きてるかわからない…」

こんな疑問を持っている人、多いんじゃないでしょうか 🤔

実は、国会は日本政治の「心臓部」なんです。ここで法律が作られ、予算が決まり、政府の活動がチェックされます。つまり、国会を理解することは、日本の政治を理解することと言っても過言ではありません!

2026年2月現在、国会では新しい内閣(自民党と維新の連立政権)のもと、様々な法案が審議されています。予算委員会では野党が政府を厳しく追及する場面も 🔥

この記事では、国会の仕組みから、法律が生まれるプロセス、国会中継の見方まで、徹底的にわかりやすく解説していきます。これを読めば、国会中継を見るのが楽しくなりますよ 📺

コーヒーを片手に、リラックスして読んでくださいね ☕

それでは、国会の世界へ飛び込んでいきましょう!


2. 国会とは何か?基本を押さえよう

国会の定義

まず、シンプルな定義から始めましょう。

国会とは、国民の代表者が集まって、国の重要なことを決める場所

憲法第41条には、こう書かれています:

「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」

つまり、国会は:

  • 最高機関:国の中で一番偉い機関(理論上は)
  • 唯一の立法機関:法律を作れるのは国会だけ

これが国会の基本的な位置づけです 📋

国会の3つの役割

国会には、大きく分けて3つの重要な役割があります:

1. 立法(法律を作る) 📜

国会の最も重要な仕事。新しい法律を作ったり、古い法律を変えたり、廃止したりします。

例:

  • 消費税率を変更する法律
  • マイナンバー制度を作る法律
  • 働き方改革の法律

2. 予算の議決 💰

政府が提出する予算案を審議して、承認します。「どこにどれだけお金を使うか」を決める超重要な仕事。

令和6年度の国家予算は約112兆円!このお金の使い道を国会が決めるんです 😲

3. 内閣の監視(行政監督) 👀

政府(内閣)がちゃんと仕事をしているかチェックします。おかしなことをしていないか、国民のために働いているか、厳しく追及します。

具体的には:

  • 質問で政府を問い詰める
  • 証人喚問で事実を明らかにする
  • 内閣不信任決議で政権を倒すことも

二院制:衆議院と参議院

日本の国会は二院制です。つまり、2つの議院(議会)で構成されています 🏛️🏛️

項目衆議院参議院
議席数465議席248議席
任期4年(解散あり)6年(3年ごと半数改選)
被選挙権25歳以上30歳以上
特徴民意を即座に反映長期的視点で審議
権限優越あり 🔝衆議院より弱い

なぜ2つあるの? 🤔

理由は主に2つ:

  1. 慎重な審議のため
    一度だけでなく、二度審議することで、間違いや問題点を見つけやすくなります。
  2. 異なる視点のため
    衆議院は短い任期で民意を反映、参議院は長い任期で落ち着いた議論。両方のバランスが大事。

ただし「参議院は衆議院のカーボンコピー」(同じことの繰り返し)という批判もあります 😅

国会議事堂の秘密

あの有名な国会議事堂、実は左右対称なんです 🏛️

向かって左側:�衆議院
向かって右側:参議院

中央の塔は高さ約65メートル。ピラミッド型の屋根が特徴です。

1936年(昭和11年)に完成し、88年以上の歴史があります。戦争中も空襲を受けずに残った、貴重な建物なんですよ 🏗️

内部には:

  • 中央広間(伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像)
  • 天皇陛下の御休所
  • 本会議場(2つ)
  • 各種委員会室

見学も可能です!機会があれば行ってみてください 😊

国会と内閣と裁判所

前に学んだ「三権分立」を思い出しましょう。

機関権力代表主な仕事
国会 📜立法権議長法律を作る
内閣 🏛️行政権総理大臣法律を実行する
裁判所 ⚖️司法権最高裁長官法律に基づいて裁く

この3つが互いにチェックし合うことで、バランスを保っています 🔄

ただし、日本は議院内閣制なので、国会と内閣は密接に結びついています。総理大臣も国会議員だし、国務大臣の過半数も国会議員です。

だから、完全に独立しているわけではないんですね 🤔


3. 国会の種類:常会・臨時会・特別会

国会は一年中開いているわけではありません。実は、いくつかの種類があるんです 📅

常会(通常国会)🌸

毎年1月に召集される、定例の国会

期間:150日間(約5ヶ月)

時期:1月〜6月ごろ

主な議題:

  • 予算の審議(これがメイン!)
  • 予算関連法案
  • その他の重要法案

常会は毎年必ず開かれます。1月になると「国会が始まった」というニュースが流れますよね 📺

この常会で、次年度の予算が決まります。だから、一番重要な国会とも言えます 💰

臨時会(臨時国会)🍂

必要に応じて召集される国会

召集:

  • 内閣が決定
  • または衆参いずれかの総議員の4分の1以上の要求

期間:決まっていない(その都度決める)

時期:不定期(よく秋に開かれる)

主な議題:

  • 緊急の課題
  • 常会で成立しなかった法案
  • 補正予算

例えば、大きな災害があった時や、急いで法律を作る必要がある時に開かれます 🚨

特別会(特別国会)🆕

衆議院選挙の後に召集される国会

召集:衆議院選挙の日から30日以内

期間:決まっていない(通常は短い)

主な議題:

  • 内閣総理大臣の指名(これがメイン!)
  • 新しい議長・副議長の選出

2026年2月の衆議院選挙の後も、特別会が開かれました。ここで石破茂首相が正式に指名されたんです 🎉

特別会は「新しい国会のスタート」を切る場なんですね。

参議院の緊急集会 🚨

これは少し特殊なケース。

衆議院が解散中に、緊急の事態が起きた場合

例:

  • 大規模災害
  • 外国からの侵略
  • 経済危機

こんな時、参議院だけで集まって、緊急に対応します。

ただし、次の国会で衆議院の承認が必要。承認されなければ、無効になります ❌

実は、この緊急集会が開かれたことは、戦後一度もありません!レアケースなんです 😲

会期の延長 ⏰

国会には「会期」という期限がありますが、延長することもできます。

手続き:

  • 衆参それぞれで議決
  • 両院が一致すれば延長

常会なら1回だけ、臨時会なら2回まで延長可能。

重要な法案が成立しそうにない時、「会期を延長して審議を続けよう」となることがあります 📆

ただし、野党は「十分審議したんだから、延長は不要」と反対することも多いです 🙅

開会式という儀式 👑

国会が始まる時、「開会式」という儀式があります。

場所:参議院本会議場

参加者:

  • 天皇陛下
  • 衆参両院の議員
  • 内閣総理大臣
  • 最高裁判所長官

天皇陛下が「おことば」を述べられます。これが国会の正式なスタートです 🎌

ちなみに、開会式の時だけ、中央玄関が開きます。普段は閉まっているんですよ 🚪


4. 本会議と委員会の違い

国会中継を見ていると、「本会議」と「委員会」という言葉が出てきますよね。何が違うんでしょう?🤔

本会議とは 🏛️

全議員が集まって行う会議

場所:

  • 衆議院本会議場
  • 参議院本会議場

参加者:全議員(衆議院なら465人、参議院なら248人)

主な内容:

  • 法案の最終的な採決
  • 総理大臣の指名
  • 予算の議決
  • 代表質問(党の代表者が質問)

本会議は、いわば「最終決戦の場」🥊

委員会で十分に審議された法案が、ここで最終的に採決されます。

委員会とは 📋

専門的なテーマごとに分かれた小さな会議

なぜ委員会が必要なの?

理由:

  1. 全議員で全ての法案を細かく審議するのは無理
  2. 専門的な知識が必要な分野もある
  3. 効率的に審議するため

だから、テーマごとに委員会を作って、そこで詳しく審議するんです 🔍

主な委員会の種類

衆議院には17の常任委員会があります(2026年時点):

委員会名主な担当分野
内閣委員会内閣、公務員制度
総務委員会地方自治、選挙、通信
法務委員会法務、司法制度
外務委員会外交、国際関係
財務金融委員会財政、税制、金融
文部科学委員会教育、科学技術、スポーツ
厚生労働委員会医療、年金、雇用
農林水産委員会農業、林業、水産業
経済産業委員会産業、貿易、エネルギー
国土交通委員会道路、鉄道、住宅
環境委員会環境保全、公害対策
安全保障委員会防衛、安全保障
予算委員会予算全般(最も注目される!)

この中でも予算委員会は特別です 💰

なぜなら、全ての分野にまたがるテーマを扱えるから。だから、野党が政府を追及する「花形」の場になっています 🔥

委員会の流れ

委員会は、こんな感じで進みます:

1. 趣旨説明 📢
担当大臣が法案の内容を説明します。

2. 質疑 💬
議員が大臣に質問します。与党も野党も質問できます。

3. 参考人質疑 🎤
専門家や関係者を呼んで、意見を聞きます。

4. 討論 🗣️
各党の代表が賛成・反対の意見を述べます。

5. 採決 ✅❌
最後に、賛成か反対かを挙手や起立で決めます。

可決されれば、本会議に送られます 📨

公聴会と参考人質疑 🎤

委員会では、外部の人の意見を聞くことがあります。

参考人質疑 👥
専門家、利害関係者、有識者などを呼んで、意見を聞きます。

例:

  • 医療制度改革 → 医師会の代表を呼ぶ
  • 環境法案 → 環境学者を呼ぶ
  • 労働法改正 → 労働組合の代表を呼ぶ

公聴会 🏛️
より広く国民の意見を聞くための場。

参考人質疑より公式で、議事録もしっかり残ります。

これらを通じて、様々な立場の意見を法案に反映させようとするんです 🌈

証人喚問という切り札 🔍

これは、委員会の「最終兵器」です💣

証人喚問とは:

  • 国会が証人を強制的に呼び出す
  • 偽証すると刑事罰(3ヶ月以上10年以下の懲役)
  • 宣誓して証言する

通常の参考人質疑と違い、法的な強制力があります。

有名な例:

  • リクルート事件(1988年)
  • ロッキード事件
  • 森友学園問題(2018年)

証人喚問が開かれると、ニュースで大きく報道されます 📺

本会議と委員会の比較表

項目本会議 🏛️委員会 📋
参加者全議員選ばれた議員のみ
人数衆議院465人、参議院248人20〜50人程度
審議の深さ浅い(形式的)深い(実質的)
質疑時間短い長い
採決最終採決予備的な採決
テレビ中継よくある重要な時だけ

実質的な審議は委員会で行われ、本会議は「セレモニー」的な側面が強いんです 🎭


5. 法律ができるまでの流れ

さて、いよいよ核心部分!法律はどうやって生まれるのでしょう?📜

法律ができるまでの7ステップ

ステップ1:法案の作成 ✍️

誰が作るの?

主に2つのパターン:

A. 内閣提出法案(政府提出法案)
政府(各省庁)が作成。実は、法案の約9割がこれ!

流れ:

  1. 各省庁が原案を作成
  2. 内閣法制局がチェック
  3. 閣議で決定
  4. 国会に提出

B. 議員提出法案(議員立法)
国会議員が作成。

条件:

  • 衆議院:20人以上の賛成が必要
  • 参議院:10人以上の賛成が必要

議員立法は全体の約1割と少ないですが、重要な法律もあります 📝

ステップ2:国会への提出 📨

法案が国会に提出されます。

衆議院から?参議院から?

  • 予算に関する法案:必ず衆議院から
  • その他の法案:どちらでもOK(ただし、ほとんど衆議院から)

ステップ3:委員会での審議 🔍

法案は、まず関連する委員会に送られます。

例:

  • 教育に関する法案 → 文部科学委員会
  • 医療に関する法案 → 厚生労働委員会

委員会で、じっくり審議されます。

ここが最も重要な段階です!🌟

ステップ4:委員会での採決

審議が終わったら、委員会で採決します。

方法:

  • 起立採決(立つ人を数える)
  • 挙手採決
  • 記名投票(重要な案件)

過半数の賛成で可決 → 本会議へ 📨

過半数に達しなければ否決 → その法案は消滅 💀

ステップ5:本会議での審議と採決 🏛️

委員会を通過した法案が、本会議に送られます。

本会議では:

  1. 委員長が報告
  2. 簡単な討論
  3. 採決

本会議の審議は形式的で、委員会での審議内容を追認することが多いです。

過半数の賛成で可決!🎉

ステップ6:もう一つの議院へ 🔄

例えば、衆議院で可決された法案は、次に参議院に送られます。

参議院でも、同じプロセス:

  1. 委員会での審議
  2. 委員会での採決
  3. 本会議での採決

ここで可決されれば、晴れて法律成立!✨

でも、否決されたら…?😰

ステップ7:公布と施行 📜

両院で可決された法案は:

  1. 天皇陛下が署名(御名・御璽) ✒️
  2. 官報に掲載(公布) 📰
  3. 施行日から効力発生(施行) 🚀

公布から施行まで、時間差があることも多いです。

例:

  • 公布:2026年4月1日
  • 施行:2027年4月1日(1年後)

準備期間が必要な法律は、施行が遅れるんです ⏰

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両院協議会という調整の場 🤝

もし、衆議院と参議院で意見が分かれたら?

両院協議会が開かれます。

メンバー:

  • 衆議院から10人
  • 参議院から10人

合計20人で話し合って、妥協点を探ります 🔍

それでも合意できなければ…

衆議院の優越が発動!⚡

後で詳しく説明しますが、法案については:

  • 参議院が否決または60日以内に議決しない
  • 衆議院に戻って、出席議員の3分の2以上で再可決

→ 法律成立!🎉

これが「衆議院の優越」です。

つまり、参議院が反対しても、衆議院が強く押せば法律になるんです 💪

(ただし、3分の2はかなり高いハードル。実際にはあまり使われません)

法律ができるまでの期間

法案が提出されてから成立するまで、どれくらいかかるの?⏱️

短い場合:数週間
緊急の法案や、与野党の合意がある法案。

普通の場合:2〜3ヶ月
通常の法案。委員会でじっくり審議。

長い場合:半年以上
複雑な法案や、野党が強く反対している法案。

めちゃくちゃ長い場合:数年
何度も廃案になって、再提出を繰り返すケースも 😅

法律を作るのは、時間がかかるんですね!


6. 国会での質疑応答の仕組み

国会中継を見ていると、議員が大臣に質問していますよね。あれ、どういう仕組みなんでしょう?🎤

質問の種類

国会での質問には、いくつかの種類があります:

1. 代表質問 🎤

場所:本会議

誰が:各党の代表者

いつ:国会の冒頭(総理大臣の所信表明演説の後)

内容:政府の基本方針について質問

特徴:

  • フォーマルで格式高い
  • 質問者は演壇から読み上げる
  • 総理大臣が答弁

2. 一般質疑 💬

場所:委員会

誰が:各議員

内容:法案や政策について自由に質問

特徴:

  • 最も多い質問のタイプ
  • 議員と大臣が対面で議論
  • 実質的な審議の中心

3. 党首討論 🥊

場所:国家基本政策委員会の合同審査会

誰が:党首同士(主に総理vs野党党首)

頻度:月1回程度(国会開会中)

時間:45分間

特徴:

  • 緊張感のある直接対決
  • テレビ中継されることが多い
  • 政治の見せ場!

イギリスの「クエスチョンタイム」を参考に、2000年に導入されました 🇬🇧

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質問時間の配分 ⏰

委員会での質問時間は、各党に配分されます。

原則:議席数に応じて配分

例(衆議院で与党が6割、野党が4割の場合):

  • 与党:6割の時間
  • 野党:4割の時間

でも、実際は違うんです!😲

実際の配分(慣例):

  • 与党:2割
  • 野党:8割

なんと、野党の方が圧倒的に長い!

なぜ? 🤔

理由:

  1. 与党は政府と一体だから、政府を追及する必要がない
  2. 野党が政府をチェックするのが国会の役割
  3. 与党は事前に政府と調整済み

この配分について、「野党が多すぎる」と与党が不満を言うことも。逆に、「もっと時間を」と野党が要求することもあります 🔥

質問のルール 📋

国会での質問には、いくつかルールがあります:

1. 事前通告 📧
質問内容は、原則として前日までに政府に通告します。

理由:

  • 正確な答弁を準備するため
  • データや資料を用意する時間が必要

でも、「通告なし質問」で不意打ちすることも!😈

2. 質問時間の制限 ⏱️
各議員に割り当てられた時間内で質問。

時間が来ると、委員長が止めます。

「もう時間です!」🛑

3. 一問一答方式 🗣️
最近は、質問と答弁を交互に繰り返す「一問一答」が主流。

昔は:

  • 議員が複数の質問を一度に言う
  • 大臣がまとめて答弁

今は:

  • 議員が一つ質問
  • 大臣が答弁
  • また議員が質問
  • また大臣が答弁

このスタイルの方が、議論が深まります 💡

答弁のルール 📢

質問を受けた政府側も、ルールがあります:

1. 誠実に答弁する義務 🙇
質問に対して、きちんと答えなければなりません。

でも、「答弁拒否」することも…😅

理由(建前):

  • 「仮定の質問には答えられない」
  • 「個別の案件にはコメントを控える」
  • 「捜査中なので答弁を差し控える」

2. 官僚の助けを借りる 📝
大臣の後ろに、官僚たちが座っています。

大臣がわからないことは、官僚が紙を渡して教えます。

これを「紙」と呼びます 📄

でも、「自分の言葉で答えろ!」と野党が批判することも 🔥

3. 時間稼ぎをすることも
野党の質問時間を削るため、長々と答弁することがあります。

「質問に答えていない!」と野党が怒ることも 😤

委員長の役割 👨‍⚖️

委員会を仕切るのは「委員長」です。

役割:

  • 質疑の順番を決める
  • 時間を管理する
  • 秩序を保つ
  • 採決を宣言する

委員長は強い権限を持っています 💪

ただし、与党の議員が委員長になることが多いので、「与党寄りの進行」と批判されることも…🤔

審議拒否と国会の空転 🚫

野党が政府に抗議するとき、「審議拒否」という手段を使うことがあります。

審議拒否とは:

  • 野党が委員会や本会議をボイコット
  • 国会が開けない
  • 審議が止まる

理由(野党の言い分):

  • 政府が資料を出さない
  • 大臣の発言が問題
  • 十分な審議時間がない

理由(与党の言い分):

  • 野党の「サボり」だ
  • 税金の無駄遣い
  • 国民のために審議すべき

審議拒否が続くと、「国会が空転している」と報道されます 🌀

賛否両論ある戦術ですね…


7. 予算と国会の関係

法律以外にも、国会の超重要な仕事があります。それが「予算」です!💰

予算とは

予算とは、1年間に国がどうお金を使うかを決めた計画

令和6年度(2024年度)の予算:約112兆円!😲

これほど巨額のお金の使い道を決めるのが、国会の仕事なんです。

予算の種類

予算には3つの種類があります:

1. 本予算(当初予算) 📊

年度が始まる前に決める、メインの予算。

時期:1月〜3月に審議、年度開始(4月1日)までに成立させる。

2. 補正予算

年度の途中で追加する予算。

理由:

  • 大災害が発生
  • 経済対策が必要
  • 当初の見込みと違った

補正予算は、何度でも組めます。

3. 暫定予算

本予算が年度開始までに成立しない場合の「つなぎ予算」。

ただし、戦後は1977年度以来、暫定予算は組まれていません。

(それだけ、予算の成立が重視されているということ)

予算審議の流れ

予算がどう決まるか、見てみましょう:

ステップ1:政府が予算案を作成 📝
各省庁が要求 → 財務省が査定 → 閣議決定

ステップ2:国会に提出 📨
1月下旬〜2月上旬に提出されることが多い。

ステップ3:衆議院で審議 🏛️

予算委員会が中心です!

予算委員会は、全ての分野を扱えるので、超注目されます 📺

ここで、野党が政府を厳しく追及 🔥

審議期間:約1ヶ月

ステップ4:衆議院で採決
本会議で採決。与党が多数なら可決。

ステップ5:参議院で審議 🏛️
参議院の予算委員会でも審議。

審議期間:約2週間

ステップ6:参議院で採決
可決されれば、予算成立!🎉

もし否決されたら…?

予算の衆議院優越 💪

予算については、衆議院が超強いんです!

ルール:

  • 参議院が衆議院と違う議決をした場合
  • または、参議院が30日以内に議決しない場合

衆議院の議決が国会の議決となる

つまり、参議院が反対しても、予算は成立するんです!😲

なぜ?

理由:

  • 予算は1日も遅れられない重要事項
  • 衆議院の方が民意を反映しやすい(任期が短く、解散があるから)

だから、予算は「必ず成立する」んです 💯

予算委員会という花形舞台 🌟

予算委員会は、国会の中で最も注目される委員会です。

特徴:

  1. 全ての分野を扱える 🌍
    予算は全省庁に関わるので、どんなテーマでも質問できます。
  2. 総理大臣が必ず出席 👤
    他の委員会では、担当大臣だけのことが多いですが、予算委員会には総理が出ます。
  3. テレビ中継が多い 📺
    特に、総理大臣が答弁する場面は必ず中継されます。
  4. 野党の見せ場 🎭
    政府を追及する絶好のチャンス。野党議員が腕を振るいます。
  5. 長時間の審議
    1日中、朝から夕方まで審議することも。

だから、政治好きな人は予算委員会を楽しみにしているんです 😊

予算の修正は超レア 📝

法律案は、国会で修正されることがあります。

でも、予算はほとんど修正されません!

理由:

  1. 予算は緻密に組まれているので、一部を変えると全体が崩れる
  2. 政府(特に財務省)が修正を嫌がる
  3. 与党が多数なら、そのまま可決できる

過去に予算が修正されたのは、ほんの数回だけ 😲

予算は「通すか、否決するか」の二択なんです。


8. 衆議院の優越とは

さっきから何度も出てきた「衆議院の優越」。これ、超重要な概念なので、しっかり説明します 💪

衆議院の優越とは

衆議院の優越とは、衆議院が参議院より強い権限を持つこと

なぜ衆議院が優越しているの?🤔

理由:

  1. 任期が短い(4年 vs 6年)→ 民意を反映しやすい
  2. 解散がある → 国民の審判を受けやすい
  3. 議員数が多い(465 vs 248)→ より多くの民意

つまり、「衆議院の方が国民の意思に近い」という考えです 📊

衆議院の優越が及ぶ範囲

全てのことで衆議院が優越しているわけではありません。

優越がある事項:

1. 法律案 📜

参議院が否決 or 60日以内に議決せず → 衆議院で出席議員の3分の2以上で再可決 → 法律成立

2. 予算 💰

参議院が異なる議決 or 30日以内に議決せず → 衆議院の議決が国会の議決

3. 条約の承認 🌍

予算と同じ扱い。

4. 内閣総理大臣の指名 👤

参議院が異なる議決 → 両院協議会を開く → 不一致なら、衆議院の議決が国会の議決

5. 内閣不信任決議 🚫

これは衆議院だけができる(参議院には権限なし!)

優越がない事項:

  • 憲法改正の発議(両院で3分の2が必要)
  • 弾劾裁判所の設置
  • その他の事項

3分の2のハードル 🏔️

法律案の再可決には「3分の2」が必要です。

これ、めちゃくちゃ高いハードルなんです!

衆議院465議席の3分の2 = 310議席

現在(2026年2月)の議席配分だと:

  • 自民党 + 維新:約240議席前後

3分の2には届きません 😅

だから、実際には参議院で否決された法案を再可決するのは、かなり難しいんです。

過去の例:

  • テロ特措法(2008年)
  • 郵政民営化法(2005年)※解散総選挙後

数えるほどしかありません。

参議院は不要? 🤔

「衆議院の優越があるなら、参議院は要らないんじゃない?」

こういう意見もあります。

参議院不要論:

  • 衆議院のカーボンコピー
  • 無駄な時間とコスト
  • 決定が遅くなる

参議院必要論:

  • 二度審議することで慎重に
  • 長期的視点で議論できる
  • 衆議院の暴走を止められる
  • 「良識の府」として機能

これは、永遠の議論ですね…😅

現実的には、憲法改正しないと参議院は廃止できないので、当面は二院制が続きます 🏛️🏛️

参議院の独自性 🌟

参議院も、頑張って独自性を出そうとしています!

取り組み:

  1. 決算審議に力を入れる 📊
    予算は衆議院が先、でも決算は参議院が先に審議することが多い。
  2. 行政監視機能 👀
    政府の活動をチェックする「行政監視委員会」がある。
  3. 調査会の設置 🔍
    長期的なテーマを調査する特別な委員会。
  4. 選挙制度が違う 🗳️
    参議院は全国比例区があり、衆議院と違う民意を反映。

「参議院らしさ」を模索中なんです 💪


9. まとめ:国会を理解すれば政治がわかる

長い記事を読んでくださって、本当にありがとうございました!🙏

最後に、今回学んだことをまとめておきましょう。

今回学んだこと 📚

1. 国会の基本

  • 国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関
  • 衆議院と参議院の二院制
  • 立法、予算議決、行政監督の3つの役割

2. 国会の種類

  • 常会(通常国会):毎年1月、150日間
  • 臨時会(臨時国会):必要に応じて召集
  • 特別会(特別国会):衆議院選挙後、総理指名

3. 本会議と委員会

  • 本会議:全議員が集まる最終決戦の場
  • 委員会:専門的に深く審議する実質的な場
  • 予算委員会は最も注目される花形舞台

4. 法律ができるまで

  • 法案作成 → 国会提出 → 委員会審議 → 本会議採決
  • 両院で可決されて初めて法律に
  • 公布と施行のプロセス

5. 質疑応答の仕組み

  • 代表質問、一般質疑、党首討論
  • 質問時間は野党が8割(慣例)
  • 事前通告が原則だが、不意打ちも

6. 予算審議

  • 本予算、補正予算、暫定予算
  • 予算委員会が中心舞台
  • 予算は修正されることがほぼない

7. 衆議院の優越

  • 法律、予算、条約、総理指名で優越
  • 法律の再可決には3分の2が必要
  • 内閣不信任決議は衆議院だけの権限

なぜ国会を理解することが大切なのか 💡

国会を理解すると:

1. ニュースの意味がわかる 📺
「予算委員会で野党が追及」「法案が委員会で可決」といった報道の背景が見えてきます。

2. 法律がどう生まれるか理解できる 📜
私たちの生活を左右する法律が、どんなプロセスで作られているのかわかります。

3. 国会議員の仕事がわかる 💼
選挙で選んだ議員が、国会で何をしているのか理解できます。

4. 民主主義の実態が見える 👀
教科書的な民主主義と、現実の政治のギャップが見えてきます。

5. より良い政治を考えられる 💭
「こうすればもっと良くなるのでは?」と、改善案を考えられるようになります。

国会中継の楽しみ方 📺

国会の仕組みがわかったあなたへ。国会中継を見るのが楽しくなるコツ:

1. 委員会を見る 🔍
本会議より、委員会の方が面白い!生々しい議論が見られます。

2. 予算委員会を狙う 💰
特に、野党の質問時間。総理大臣を追及する緊迫した場面が見られます。

3. 党首討論をチェック 🥊
党首同士の直接対決。政治の見せ場です。

4. 採決の瞬間を見る
賛成多数で可決!という瞬間は、歴史が動く瞬間です。

5. 議員の発言に注目 💬
「この議員、良いこと言ってる!」と思える瞬間があるはず。

あなたにできること 🌟

国会を学んだあなたに、今日からできることがあります:

1. 国会中継を見てみる 📺
NHKや国会のYouTubeチャンネルで見られます。

2. 議事録を読んでみる 📖
国会の議事録は「国会会議録検索システム」で全て公開されています。

3. 地元の議員をチェック 🔍
あなたの選挙区の議員が、国会で何を発言しているか調べてみましょう。

4. 法案の行方を追う 📊
気になる法案があれば、どの委員会で審議されているか追ってみましょう。

5. 友達と議論してみる 💬
「あの法案、どう思う?」話し合ってみましょう。

次回予告 📖

第5回では、「内閣と行政の仕組み」を学びます:

  • 内閣総理大臣の権限と仕事
  • 各省庁の役割分担
  • 官僚と政治家の関係
  • 行政改革の課題
  • 政治主導とは何か

国会で法律が作られた後、それを実行するのが内閣と官僚です。次回もお楽しみに!

最後に 💭

国会は完璧ではありません。

  • 審議が形骸化している
  • 官僚の作った答弁を読むだけ
  • 野党の追及もパフォーマンス
  • 本質的な議論が少ない

こんな批判もあります 😅

でも、民主主義を実現するための大切な仕組みです 🏛️

大切なのは:

  1. 国会の現状を理解する 📊
  2. 問題点を認識する 🔍
  3. より良い国会を考える 💡
  4. 自分たちも参加する(選挙、意見表明など)✊

国会は「政治家だけのもの」ではありません。

「私たちみんなのもの」なんです 🙌

次の選挙では、「この人は国会でどんな活動をしているか」という視点で、候補者を見てみてください。

きっと、今までとは違う景色が見えてくるはずです 🌟

それでは、次回もお楽しみに!😊


10. 参考文献

この記事を書くにあたって、以下の公的機関の資料を参考にしました。さらに詳しく学びたい方は、ぜひアクセスしてみてください 📚

1. 参議院「国会のしくみと法律ができるまで」
https://www.sangiin.go.jp/japanese/kids/html/shikumi/index.html

国会の仕組み、法律ができるまでのプロセスを、わかりやすく解説しています。キッズページですが、大人が読んでも十分勉強になります。

2. 衆議院「国会の構成」
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkai/kokkai_kousei.htm

国会の基本的な構成、本会議と委員会の関係、議院内閣制について詳しく説明されています。衆議院の公式見解として信頼できます。

3. 国会会議録検索システム
https://kokkai.ndl.go.jp/

国会での全ての発言が記録されています。気になる議員の発言や、特定の法案の審議内容を検索できる便利なシステムです。

4. 衆議院「委員会の構成」
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0010.htm

衆議院の各委員会の構成、所管事項、委員の名簿などが確認できます。どの委員会がどんな仕事をしているのか理解できます。

5. 参議院「法律ができるまで」https://www.sangiin.go.jp/japanese/kids/html/shikumi/houritsu.html

法案が法律になるまでのプロセスを、図解でわかりやすく説明しています。両院協議会や衆議院の優越についても学べます。


補足情報 📌

国会について、さらに深く学びたい方へ:

国会のYouTubeチャンネル
衆議院と参議院それぞれに公式YouTubeチャンネルがあり、本会議や委員会の様子が配信されています。

国会図書館
https://www.ndl.go.jp/
国会に関する資料や、過去の議事録などが豊富に揃っています。

首相官邸ホームページ
https://www.kantei.go.jp/
内閣の動きや、閣議決定された法案などの情報が得られます。

これらのサイトを活用して、国会への理解を深めてくださいね!📖✨

ブログ著者:RASU
32歳。販売士1級×企業経営アドバイザー取得。
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勉強と運動の両輪を回していくことに快感を覚え、現在も継続中。
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