こんにちは!😊
前回は「目的設定と聞き手分析」について学びましたね。「プレゼン後、聞き手にどうなってほしいか」を明確にし、聞き手のことを深く理解する――これがプレゼンの土台でした。
さて、目的と聞き手が決まったら、次は「どう伝えるか」の設計です。第2回の今回は、**プレゼンの「構成力」**にフォーカスします!
どんなに素晴らしい内容でも、構成がバラバラだと伝わりません。逆に、シンプルな内容でも、構成がしっかりしていれば聞き手の心に響きます💡
今回も、学生のみなさんから社会人まで、誰でも実践できるように、具体例をたっぷり使って解説していきますね!
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1. なぜ「構成」がそんなに大事なの? {#section1}
「構成なんて、そこまで気にする必要ある?」と思った方、いませんか?
実は、構成の良し悪しで、プレゼンの説得力は35%も変わるという研究結果があるんです!😲
構成が悪いとこうなる
想像してみてください。友達から次のような話を聞いたとします:
「昨日さ、映画観に行ったんだけど、その前にカフェ行って、あ、そういえば朝寝坊して、でも電車は間に合ったんだよね。で、映画はアクション映画で、終わった後ラーメン食べて…えっと、何の話だっけ?あ、そうそう、映画面白かったって話!」
…話が行ったり来たりして、結局何が言いたいのか分かりませんよね😅
これと同じことが、プレゼンでも起きているんです。
構成が良いとこうなる
一方、構成がしっかりしているとどうでしょう:
「昨日、すごく面白いアクション映画を観たんだ!(結論)
最初は期待してなかったんだけど、友達が『絶対面白いから』って推してくれて。(きっかけ)
観てみたら、冒頭5分で引き込まれて、最後まで目が離せなかった!(展開)
特にクライマックスのアクションシーンは鳥肌もの。まじでおすすめ!(まとめ)」
すっきり伝わりますよね✨
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構成の3つの効果
良い構成には、こんな効果があります:
| 効果 | 説明 |
|---|---|
| 理解しやすい 📖 | 情報が整理され、頭に入りやすい |
| 記憶に残る 🧠 | ストーリーとして記憶されやすい |
| 説得力が増す 💪 | 論理的な展開で納得感が高まる |
「意味記憶」vs「エピソード記憶」
心理学の話をちょっとだけ。
人間の記憶には2種類あります:
意味記憶:バラバラの情報(例:「減圧症」「安全停止」「3メートル」)
エピソード記憶:ストーリーや感情と結びついた記憶(例:「ダイビングで減圧症を予防するために、水深3mで3分間の安全停止が必要」)
研究によると、エピソード記憶の方が圧倒的に記憶に残りやすいんです。
つまり、構成を整えて「ストーリー」として伝えることで、聞き手の記憶に残りやすくなるんですね💡
2. プレゼンの基本構成:序論・本論・結論 {#section2}
まずは、すべてのプレゼンに共通する基本の「型」を押さえましょう。それが**「序論・本論・結論」の三段構成**です。
基本の三段構成
序論(Introduction)
↓
本論(Body)
↓
結論(Conclusion)
シンプルですが、これが最強の基本形です!
各パートの役割と時間配分
| パート | 役割 | 時間配分の目安 | やること |
|---|---|---|---|
| 序論 🎬 | 興味を引く | 10-15% | テーマ紹介、つかみ、全体の流れ提示 |
| 本論 📊 | 説得する | 70-80% | データ提示、論理展開、具体例 |
| 結論 🎯 | 行動を促す | 10-15% | 要点まとめ、行動喚起、印象的な締め |
例:20分のプレゼンの場合
- 序論:2-3分
- 本論:14-16分
- 結論:2-3分
序論(Introduction):聞き手の心を掴む
序論の目的は、「このプレゼン、聞く価値がありそう!」と思ってもらうことです。
序論で伝えるべき3つの要素
- What:何について話すのか(テーマ)
- Why:なぜこの話をするのか(意義)
- How:どのような流れで話すのか(道筋)
序論の具体例
悪い例
「えー、今日は、あの、プロジェクト進捗について、報告します...」
→ 淡々としていて興味が湧かない😴
良い例
「皆さん、今月の売上が目標比120%だったこと、ご存知ですか?
実はこの成功の裏には、3つの重要な要因があります。
今日はその分析結果を共有し、
来月以降も継続的に成果を出すための戦略をご提案します。
まず売上データを見て、次に成功要因を分析、
最後に今後の戦略をお話しします。それでは始めましょう!」
→ 興味を引き、全体像も示せている✨
本論(Body):論理的に説得する
本論は、プレゼンのメイン部分です。ここで論理的かつ分かりやすく伝えることが重要です。
本論の黄金ルール
✅ 主張→根拠のセットを徹底する
✅ 具体例やデータで補強する
✅ 1スライド1メッセージを守る
✅ 論理の飛躍をなくす
本論の組み立て方
パターン1:問題→原因→解決策
【問題】現在の売上が低迷している
【原因】顧客ニーズの変化に対応できていない
【解決策】新商品ラインナップの投入
パターン2:現状→課題→提案
【現状】市場シェア15%で業界4位
【課題】認知度の低さと販路の限定
【提案】SNSマーケティング強化とEC展開
パターン3:過去→現在→未来
【過去】創業時の理念と実績
【現在】直面している課題
【未来】新ビジョンと戦略
結論(Conclusion):記憶に残す
プレゼンの最後は、最も印象に残る部分です。ここを手抜きしてはいけません!
結論で必ずやるべきこと
- 要点の再確認
「今日お伝えした3つのポイントは…」 - メッセージの強調
「つまり、○○ということです」 - 行動の呼びかけ
「ぜひ○○してください」 - 感謝の表現
「ご清聴ありがとうございました」
結論の具体例
NG例
「以上です。何か質問はありますか?」
→ あっさりしすぎ😅
OK例
「本日は、売上120%達成の3つの要因をご紹介しました。
1つ目は顧客分析の徹底、
2つ目は商品改善のスピード、
3つ目はチーム連携の強化でした。
この成功体験を来月以降も継続していくために、
皆さんと一緒に、今日から実践していきましょう!
ご清聴ありがとうございました。」
→ 要点がまとまり、行動も促せている✨
3. すぐに使える!5つの構成フレームワーク {#section3}
基本の三段構成を理解したら、次は場面に応じて使い分けられるフレームワークを身につけましょう!
フレームワーク1:PREP法(最も汎用的)
Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(例)→ Point(結論)
ビジネスで最もよく使われる構成です。最初に結論を言うので、聞き手が内容を把握しやすいのが特徴🎯
使用シーン
- 提案プレゼン
- 報告プレゼン
- 短時間のスピーチ
具体例:就活の自己PR
【Point】
私の強みは「粘り強さ」です。
【Reason】
なぜなら、困難な状況でも諦めずに
最後まで取り組む姿勢を持っているからです。
【Example】
実際、大学でのゼミ研究では、
実験が3回失敗しても諦めず、
4回目で成功させることができました。
この経験から、失敗を恐れない重要性を学びました。
【Point】
この粘り強さを活かして、
御社でも困難な課題に立ち向かっていきたいと考えています。
フレームワーク2:SDS法(分かりやすさ重視)
Summary(要約)→ Details(詳細)→ Summary(まとめ)
ニュース番組のような構成。要点を最初と最後に繰り返すので、記憶に残りやすい📺
使用シーン
- 情報共有
- 研修・セミナー
- 初対面の相手への説明
具体例:新システムの説明
【Summary】
新システムは、業務効率を30%向上させます。
【Details】
具体的には、以下の3つの機能があります。
1. 自動データ入力で手作業が不要に
2. リアルタイム分析で即座に状況把握
3. クラウド連携でどこからでもアクセス可能
実際に試験導入した部署では、
月間40時間の業務時間削減に成功しました。
【Summary】
つまり、この新システムにより、
業務効率が大幅に改善されます。
フレームワーク3:問題解決型(課題提示型)
問題提起 → 原因分析 → 解決策提示 → 期待効果
問題を解決する提案をする際の王道パターンです💡
使用シーン
- 改善提案
- コンサルティング
- 社内プロジェクト提案
具体例:残業削減の提案
【問題提起】
現在、月平均残業時間が45時間に達しています。
これは業界平均の1.5倍です。
【原因分析】
分析の結果、主な原因は3つ:
1. 会議が多すぎる(週15時間)
2. 承認プロセスが複雑
3. 業務の属人化
【解決策提示】
そこで、以下の3つの施策を提案します:
1. 会議時間を週10時間に削減
2. 承認プロセスの簡略化
3. マニュアル作成と業務の標準化
【期待効果】
これにより、残業時間を月30時間以下に削減でき、
年間で人件費1,500万円の削減が見込めます。
フレームワーク4:比較型
選択肢A → 選択肢B → 選択肢C → 推奨案
複数の選択肢を比較して、最適案を提示するパターン⚖️
使用シーン
- 意思決定の場
- 複数案の提示
- 調査報告
具体例:オフィス移転先の提案
【選択肢A:都心のオフィスビル】
メリット:アクセス良好、ブランドイメージ向上
デメリット:家賃が現在の2倍
【選択肢B:郊外のビジネスパーク】
メリット:広いスペース、駐車場完備
デメリット:通勤時間が平均30分増加
【選択肢C:現在のビル内で拡張】
メリット:移転コスト不要、環境変化なし
デメリット:スペース不足の根本解決にならない
【推奨案】
総合的に判断すると、選択肢Bを推奨します。
理由は、社員の働きやすさとコストのバランスが
最も優れているためです。
フレームワーク5:ストーリー型(物語型)
導入(状況設定)→ 展開(困難)→ 転換(解決)→ 結末(結果と教訓)
感情に訴えかけたい時に効果的。聞き手を物語の中に引き込めます📖
使用シーン
- 創業ストーリー
- プロジェクト振り返り
- モチベーションアップの場
具体例:起業ストーリー
【導入】
5年前、私は大企業の歯車のような生活に疑問を感じていました。
「本当にこれでいいのか?」
【展開】
退職を決意し起業したものの、最初の1年は地獄でした。
売上はゼロ、貯金は底をつき、
「もう無理かもしれない」と何度も思いました。
【転換】
しかし、ある日の顧客との会話で全てが変わりました。
「あなたのサービス、本当に助かった。ありがとう」
この一言で、「自分は間違っていなかった」と確信しました。
【結末】
その後、顧客第一の姿勢を貫き、
今では50社以上のクライアントに恵まれています。
失敗と挫折があったからこそ、今の成功があります。
フレームワーク選びのポイント
| 目的 | おすすめフレームワーク |
|---|---|
| 結論を明確に伝えたい | PREP法 |
| 初心者にも分かりやすく | SDS法 |
| 問題を解決したい | 問題解決型 |
| 複数案から選びたい | 比較型 |
| 感動を与えたい | ストーリー型 |
4. 「つかみ」で心を掴む7つのテクニック {#section4}
「最初の90秒で勝負は決まる」と言われるほど、プレゼンの導入部分(つかみ)は重要です!
ここでは、聞き手の注意を一瞬で引きつける7つのテクニックを紹介します✨
テクニック1:衝撃的な事実やデータ
数字やデータで驚かせる方法です。
例
「皆さん、日本人の平均睡眠時間は世界最下位だとご存知ですか?
OECD加盟国の中で、なんと最も短いんです。
今日は、この睡眠不足がビジネスにどう影響するかお話しします。」
テクニック2:質問で参加を促す
聞き手に質問することで、受け身の姿勢を能動的に変えられます。
例
「今朝、朝食を食べた人、手を挙げてください。
...ありがとうございます。実は、朝食を食べる人と食べない人では、
午前中の生産性に40%も差があることが分かっています。」
テクニック3:意外性のある事実
常識を覆すような情報は、強く印象に残ります。
例
「『失敗は成功のもと』と言いますが、
実はこれ、科学的に証明されているんです。
スタンフォード大学の研究によると...」
テクニック4:身近な例え話
聞き手が共感しやすい例を使います。
例
「プレゼン資料を作るのって、料理に似ていますよね。
良い材料(データ)があっても、
レシピ(構成)が悪いと美味しくならない。
今日は、美味しいプレゼンの作り方をお教えします。」
テクニック5:個人的なエピソード
自分の失敗談や成功体験は親近感を生みます。
例
「実は私、去年のプレゼンコンテストで最下位でした。
悔しくて、そこから必死に研究したんです。
今日は、その時学んだことを全てお伝えします。」
テクニック6:問題提起
聞き手が抱えている悩みを言語化します。
例
「『プレゼンが苦手』『緊張して頭が真っ白になる』
そんな経験、ありませんか?
実は、これには明確な原因があります。
そして、解決方法も...」
テクニック7:ビジュアルインパクト
インパクトのある画像や動画で始める方法です。
例
(満員電車の写真を表示)
「この光景、見覚えありますよね。
でも、このストレスフルな通勤、
実は必要ないかもしれません。
今日は、リモートワーク導入の提案です。」
つかみの注意点
⚠️ 避けるべきつかみ
- ❌ 長すぎる自己紹介
- ❌ 聞き手に関係ない雑談
- ❌ 「緊張しています」などの弱気発言
- ❌ 謝罪から始める(「お時間いただき申し訳ございません」など)
✅ 良いつかみの条件
- 30秒〜1分以内
- テーマに関連している
- 聞き手の興味を引く
- ポジティブな雰囲気を作る
5. 「オチ」で記憶に残す終わり方 {#section5}
プレゼンの最後、どう締めくくっていますか?
「以上です」だけで終わるのは、もったいない!😢
最後の印象が、プレゼン全体の印象を決めます。ここでは、記憶に残る「オチ」の作り方を解説します。
記憶に残る終わり方の5パターン
パターン1:サプライズエンディング
予想外の展開で締めくくります。
例:商品提案プレゼンのラスト
「この新商品、実は...
もう発売されているんです!
昨日から全国の店舗で販売開始しました。
ぜひ今日、帰りに手に取ってみてください!」
パターン2:冒頭への呼応
最初の問いかけに答える形で締めます。
例:問題解決プレゼンのラスト
【冒頭で投げかけた質問】
「なぜ、我が社の離職率は高いのでしょうか?」
【ラストで答える】
「冒頭の質問の答えは明確です。
コミュニケーション不足、評価制度の不透明さ、
そしてキャリアパスの不明確さ。
でも今日ご提案した3つの施策で、必ず改善できます。」
パターン3:行動の呼びかけ
具体的なネクストアクションを示します。
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例
「さあ、今日から始めましょう!
まず今日、1つだけで構いません。
この3つの中から実践してください:
1. 毎朝5分の計画タイム
2. 週1回のチーム振り返り
3. 月1回の個別面談
小さな一歩が、大きな変化を生みます。
Let's start today!」
パターン4:印象的な一言
心に残る名言やキーフレーズで締めます。
例
「最後に、私が大切にしている言葉を贈ります。
『完璧を目指すよりも、まず終わらせろ』
Done is better than perfect.
皆さんのプレゼンが、
一歩前進することを願っています。」
パターン5:未来ビジョン
ポジティブな未来像を描いて終わります。
例
「この取り組みが成功すれば、
1年後、私たちはこんな未来を手にしているでしょう:
・残業時間が半減し、家族との時間が増える
・新しいスキルを身につけ、自信がつく
・チームの結束力が高まり、最高の仲間に囲まれる
その未来を、一緒に作りましょう!」
オチのチェックリスト
終わり方を考えたら、このチェックリストで確認しましょう:
☐ プレゼンの目的を再確認できている
☐ 聞き手に何をしてほしいかが明確
☐ ポジティブな雰囲気で終わっている
☐ 記憶に残るフレーズがある
☐ 感謝の言葉を忘れていない
6. ストーリーに感情を乗せる方法 {#section6}
構成がしっかりしていても、感情が乗っていないプレゼンは退屈です😴
ここでは、ストーリーに感情を乗せて、聞き手の心を動かす方法を紹介します。
感情を生む3つの要素
要素1:困難(Conflict)
順風満帆な話より、困難や挫折がある話の方が引き込まれます。
例:プロジェクト報告
❌ 感情がない版
「プロジェクトを進めました。
いくつか課題がありましたが、解決しました。
無事に完了しました。」
⭕ 感情がある版
「正直に言います。このプロジェクト、
何度も『もう無理だ』と思いました。
納期は1ヶ月を切り、トラブルは山積み。
チームメンバーの一人は体調を崩してしまい、
私も連日午前2時まで作業する日々...
でも、諦めたくなかった。
お客様の期待に応えたかったんです。」
要素2:変化(Transformation)
「before → after」の変化を明確に示します。
例:改善提案
【Before】
以前の私は、プレゼンが大嫌いでした。
人前に立つと、手は震え、声は震え、
頭の中は真っ白。最悪でした。
【After】
でも今は違います。
今日こうして、50人の前で話せています。
何が変わったのか?
それは...(ここから方法を説明)
要素3:感情の言語化
自分が「何を感じたか」を言葉にします。
例
❌ 「困りました」
⭕ 「胸が締め付けられるような不安に襲われました」
❌ 「嬉しかったです」
⭕ 「涙が出そうなほど、感動しました」
❌ 「大変でした」
⭕ 「心が折れそうな瞬間が何度もありました」
ストーリーテリングの黄金パターン
多くの物語に共通する構造があります:
1. 平穏な日常
2. 事件・問題の発生
3. 試練と挑戦
4. 最大の危機
5. 転機・気づき
6. 問題の解決
7. 新しい日常(成長)
具体例:新規事業立ち上げストーリー
1. 【平穏な日常】
順調に成長していた我が社。
でも、どこか物足りなさを感じていました。
2. 【事件・問題の発生】
ある日、大口顧客から「もっと革新的なサービスが欲しい」
という要望が。
3. 【試練と挑戦】
新規事業チームを結成。
でも、アイデアは出ない、予算は限られている。
4. 【最大の危機】
3ヶ月経っても成果ゼロ。
「このプロジェクト、中止か?」という声も。
5. 【転機・気づき】
そんな時、若手メンバーの一言で全てが変わった。
「お客様に直接聞いてみましょう!」
6. 【問題の解決】
顧客の声を徹底的にヒアリング。
そこから生まれた新サービスは大ヒット!
7. 【新しい日常】
今では新規事業が会社の柱の一つに。
そして学んだこと:「答えは現場にある」
7. 構成の「流れ」をスムーズにする接続詞の技術 {#section7}
構成がしっかりしていても、パートとパートの「つなぎ」が悪いと、カクカクした印象になります。
ここでは、流れをスムーズにする**「ブリッジング(橋渡し)」のテクニック**を紹介します🌉
効果的な接続表現
シーン1:次の話題に移るとき
「ここまでは○○についてお話ししました。
それでは次に、△△について見ていきましょう。」
「○○の説明は以上です。
続いて、△△に移ります。」
「さて、ここからが本題です。」
シーン2:例を示すとき
「具体的な例を見てみましょう。」
「実際にどうなるか、事例でご紹介します。」
「分かりやすく説明すると...」
シーン3:理由を述べるとき
「なぜなら...」
「その理由は3つあります。」
「背景には、こんな事情があります。」
シーン4:対比を示すとき
「一方で...」
「これに対して...」
「逆に言えば...」
シーン5:まとめるとき
「つまり...」
「要するに...」
「以上をまとめると...」
アジェンダ(目次)の効果的な使い方
長いプレゼンでは、アジェンダを活用しましょう。
効果的なアジェンダの提示方法
【冒頭で全体像を示す】
「本日は、3つのパートでお話しします。
Part 1:現状分析(5分)
Part 2:課題の特定(10分)
Part 3:解決策の提案(10分)
それでは、Part 1から始めましょう。」
【各パートの切り替わりで再提示】
「Part 1の現状分析は以上です。
(アジェンダスライドを再表示)
次は、Part 2の課題の特定に移ります。」
「間」の取り方
構成には、「話す内容」だけでなく「話さない時間=間」も含まれます。
効果的な「間」の3パターン
| 場面 | 間の長さ | 効果 |
|---|---|---|
| 重要ポイントの前後 | 2-3秒 | 印象付ける |
| 質問を投げかけた後 | 3-5秒 | 考える時間を与える |
| パートの切り替わり | 1-2秒 | 区切りを明確に |
例
「それでは、質問です。」
(2秒の間)
「皆さんは、朝型ですか?夜型ですか?」
(3秒の間、聞き手に考えさせる)
「実は、この違いが、業務効率に大きく影響するんです。」
8. まとめ:構成力を高める実践ステップ {#section8}
お疲れ様でした!たくさんのテクニックを紹介しましたね😊
最後に、今日学んだことを整理して、明日から実践できるステップをお伝えします。
今日のポイント総まとめ
✅ 構成の良し悪しで説得力は35%変わる
✅ 基本は序論・本論・結論の三段構成
✅ 目的に応じてフレームワークを使い分ける(PREP、SDS、問題解決型など)
✅ 「つかみ」で最初の90秒が勝負
✅ 「オチ」で最後の印象を決める
✅ 感情を乗せることで記憶に残る
✅ 接続詞で流れをスムーズにする
あなたのプレゼン構成チェックリスト
次のプレゼンを作る前に、このリストでチェックしましょう:
【準備段階】
☐ 目的は明確か?(第1回の復習)
☐ 聞き手は誰か理解しているか?
☐ どのフレームワークを使うか決めたか?
【序論】
☐ つかみは用意したか?
☐ テーマを明確に伝えているか?
☐ 全体の流れを示しているか?
【本論】
☐ 論理的な流れになっているか?
☐ 主張と根拠がセットになっているか?
☐ 具体例やデータはあるか?
☐ 接続詞でつないでいるか?
【結論】
☐ 要点をまとめているか?
☐ 行動を促しているか?
☐ 印象的なオチはあるか?
☐ 感謝を伝えているか?
【全体】
☐ ストーリーとして流れているか?
☐ 感情は乗っているか?
☐ 時間配分は適切か?
明日から始める3つのアクション
理論を学んだら、実践あるのみ!まずはこの3つから始めてみましょう:
アクション1:フレームワークを1つ選んで使う
次の発表やプレゼンで、今日紹介した5つのフレームワークから1つを選んで使ってみてください。
おすすめはPREP法。最も汎用性が高く、すぐに効果を実感できます!
アクション2:「つかみ」と「オチ」だけでも作り込む
全体を完璧にするのは大変なので、まずは最初と最後だけに集中しましょう。
これだけでも、プレゼンの印象は劇的に変わります✨
アクション3:身近な話題で練習する
プレゼンの機会を待たず、日常会話で練習してみましょう。
練習例
- 友達に映画を勧める(PREP法)
- 昨日あった出来事を話す(ストーリー型)
- お店をレビューする(問題解決型)
構成を意識するだけで、普段の会話も伝わりやすくなりますよ😊
次回予告:第3回「スライドデザイン」
構成ができたら、次は「見せ方」です!📊
第3回では、見やすく伝わる資料の作り方を学びます:
- スライドデザインの基本原則
- 1スライド1メッセージの実践方法
- 図解・グラフの効果的な使い方
- 色・フォントの選び方
- やりがちなデザインミス
構成(ソフト)と資料(ハード)、両方が揃って初めて最強のプレゼンになります!
お楽しみに!👋
参考文献
本記事の執筆にあたり、以下の資料を参考にさせていただきました:
- 株式会社セレブリックス「知名度がなくても作れる!プレゼンの構成とストーリーの作り方」
https://www.eigyoh.com/column/presentation-222 - 作り始める前に!わかりやすいプレゼン資料の構成・作り方5つのコツ
https://minnanokyoukasho.com/businessskill-presentation-before - コンセプトマート合同会社「例文でプレゼンのまとめ方が分かる7つの構成例」
https://presentation.style/presentation-tips-13/ - グロービスキャリアノート「【基本~応用】相手に伝わるプレゼン資料の構成・作り方のコツ」
https://mba.globis.ac.jp/careernote/1274.html - 株式会社MOVED「プレゼンに大切な『相手目線のストーリー』の作り方とは」
https://www.moved.co.jp/news/denpure-academy0-report1/
【連載】プレゼンが上手くなる10のコツ
- 第1回:プレゼンの基本:目的設定と聞き手分析
- 第2回:構成力:伝わるストーリーの作り方 ← 今回
- 第3回:スライドデザイン:見やすい資料の鉄則
- 第4回:話し方の基本:声・スピード・間の使い方
- 第5回:ボディランゲージ:非言語コミュニケーション
- 第6回:緊張対策:本番で実力を発揮する方法
- 第7回:質疑応答:想定外の質問への対応術
- 第8回:データの見せ方:数字を効果的に伝える
- 第9回:オンラインプレゼンの特殊スキル
- 第10回:総まとめ:プレゼン上達のロードマップ
【読者の声を募集中!】
「このフレームワークを使ってみました!」
「もっとこういう例が知りたい」
「ここが分かりにくかった」
など、感想や質問をコメント欄でお待ちしています💬
みなさんの声が、次回以降の記事をもっと良くするヒントになります。ぜひ教えてくださいね!
それでは、また次回お会いしましょう!😊✨
→→→ 文武両道をこよなく愛するrasuの「プロフィール」をもっと見たい方はこちらのリンクから! ←←←
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