🏁 はじめに:販売士1級とはどんな資格?
販売士(リテールマーケティング)は、日本商工会議所が主催する公的資格で、流通・小売業界でのマーケティングや店舗運営の知識を体系的に学べる資格です。3級・2級・1級と段階があり、中でも**1級は最上位で難易度も高く、合格率は約10〜20%**とされています。
等級 | 主な対象者 | 難易度 | 合格率(目安) |
---|---|---|---|
3級 | 初学者・販売職の新人 | 易しい | 60〜70% |
2級 | 店長・中堅社員 | 中程度 | 40〜50% |
1級 | 管理職・経営層 | 難しい | 10〜20% |
🎯 なぜ販売士1級を受験しようと思ったのか?

私の家が小売りの家系であり、元々小売業には興味がありました。中小企業診断士の養成課程では「小売・流通」の業界について診断のワークをすることが多く、販売士の勉強が役に立つと考えました!そこから3級・2級と勉強して、1級の勉強に挑戦しようという考えに至ったのです。
📝 第1章:販売士1級の試験内容と出題傾向
販売士1級は**「5科目の選択肢式&記述式試験」**です。記述式が含まれてくるという点が販売士2級までとの大きな違いとなります。
🧠 試験科目と内容一覧
科目名 | 主な内容 | ポイント |
---|---|---|
小売業の類型 | 業態分類・経営形態など | 基本用語を丁寧に理解 |
マーチャンダイジング | 商品計画・在庫管理など | 数字と理論のバランス |
ストアオペレーション | 店舗運営・業務管理 | 実務経験が活きる |
マーケティング | 市場分析・プロモーション戦略 | 近年の流通トレンドに注意 |
販売・経営管理 | 労務・財務・人材育成など | 記述式での論理展開が重要 |
📚 出題形式は?
- 各科目1問5点で20問の100点満点(合計500点)
- 1科目70%以上&総合70%以上で合格
- 科目合格の適用制度あり(来年度末まで科目合格にできる)

各科目50点が選択式、50点が記述式(正確には用語穴埋め式)となります。
後者は完全なる用語の回答が必要です。
だからこそ、テキストの用語を正確に覚えなければなりません。
前者でしっかりと得点を稼ぎ、後者も取れるところはしっかりと取るという戦略が重要であると考えます1
📅 第2章:私の勉強スケジュールと学習方法
✍️ 勉強期間とスケジュール
時期 | 取り組んだこと |
---|---|
試験2か月前〜1か月前 | 公式テキスト通読、全体像の把握 |
試験1か月前〜直前 | 問題集でテキストの定着度の確認 |
直前〜当日 | 穴埋め対策で問われそうな用語の部分を確認 |
📚 使用した教材一覧
種類 | 使用教材 | メリット・感想 |
---|---|---|
公式テキスト | 商工会議所発行のもの | 出題範囲を完全網羅、内容はやや硬め |
市販テキスト | TAC出版の参考書 | 穴埋め式になっているので、トレーニングには◎ |
Youtube | 問題トレーニング | 市販テキストだけでは足りないと思い、解いてみました。 |

基本的にはテキストがボロボロになるくらい読み込めれば合格できます!
私は問題を解かないと定着できないタイプでしたので、問題集も使いました。
気分転換も兼ねてということです。
診断士の一次試験の勉強を体感して問題を解く大切さを感じたので、
販売士でもそのまま使ってやろうとしました!

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🧪 第3章:受験当日の流れと試験対策のポイント
🏫 試験当日のスケジュール(参考)
時間帯 | 内容 |
---|---|
いつでも受けられる(日中) | CBT試験なのでテストセンターでの受験。 好きなタイミングで何回でも受験可能。 |
📌 試験対策のコツ3つ
- 満点を狙おうとしない。
→ テキストから出題されない問題もあります。満点の狙いすぎには注意。 - 選択式の問題を取りこぼさない。
→ 50点分の選択式で取りこぼすと、空欄穴埋めが辛くなります。 - 直前は用語だけ目を通す。
→ 再度の悪あがきで、直前は用語だけ暗記するのもいいと思います。範囲が広いので、、、

65点を取った科目が多く、70点の壁に跳ね返され、落ち込みました、、、
とはいえ、何回も受けることはできます。
受け続けると内容がしっかりと頭に入ってくるものです。
そういった点では何回も受けられたのは非常によい機会でした。
🌟 第4章:合格後の変化と販売士1級の価値
🏆 合格して得られた3つのメリット
メリット | 内容 |
---|---|
診断士一次試験の復習に | 「企業経営理論」「財務会計」「運営管理」の部分を網羅している試験です。忘れている部分があったので、いい復習になりました。診断士の勉強をされている方は勉強しやすいと思います。 |
診断士養成課程のワークや実習対策に | 中小企業は小さな商店が多いです。そういったお店を支援できる力をつける資格の勉強ができたのはいい経験でした。 |
流通小売りの中小企業へのアピールに | 診断士×販売士として掛け算して活躍したい。 |
💼 実務での活かし方の一例
- 店舗戦略立案の際、マーケ理論を活用
- 人材教育で「体系的に教える」視点を持てる
- 上司や経営層と「経営用語」で会話できるように

診断士の勉強よりも、販売という点では「現場感覚」が養えます。
そういった点では流通小売りを深く勉強できる試験でしょう。
相性が凄くいいと考えます!
📝 まとめ:販売士1級を目指す人へのアドバイス
最後に、これから販売士1級を目指す方へのアドバイスをまとめます。
🎯 合格のポイント
- ✅ 情報が少ない分、過去問と公式情報に忠実に
- ✅ 独学でも合格可能。
- ✅ 何回も受験できるので、焦らない。ゆっくりと。
📚 特におすすめの教材
- 商工会議所 公式テキスト(5科目セット)
- TAC 1級問題集

このブログが、販売士1級を目指す誰かの背中を押せたら嬉しいです。独学でも、働きながらでも、努力すれば必ず報われますよ!
→→→ 文武両道をこよなく愛するrasuの「プロフィール」をもっと見たい方はこちらのリンクから! ←←←




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