「文武両道が人生を変える!」
こんにちは!rasuです。
久々のテーマとなりました。「採用担当者の裏側」コーナー。
改めて本テーマの趣旨です。
普段皆さんからは見えない採用担当者の仕事を共有し、違った目線でキャリアに活かしてもらいたいと思い、このコーナーを設けました!
本日はこちら。内々定後のプロセスについて。
2024年卒の就活生は内々定が出ている学生が多いことでしょう。
まだ面接にいくつか進んでおり、これから内々定が出るかもしれないというフェーズの方もいらっしゃるかもしれません。
本日は世間でよくいう「オワハラ」について。
企業もやりたくてやっているわけではないと思います。それでも起きてしまうのです。
今回はここの企業と学生の駆け引きの部分について触れていくことにしましょう。
いま就活をしている方もそうでない方も、またその他の方も視野を広げる目的でぜひご覧ください。
ちなみにですが、下記に話す内容はrasuの採用担当時代の体験を基に書かれており、
こちらの内容がすべての企業に当てはまるとは限りません。
もしかすると、rasuのブログの記事の中では一番のぶっちゃけ話になるかもしれません。
それでもぜひ皆さんに知っていただきたいと思い、書いて行くことにします。
それでは、いきましょう!
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なぜオワハラは起きるの?企業の裏側とは、、、
①他の企業に逃げられたくない。自社に決めてほしい。
出典:株式会社とは?株式会社のしくみと設立するメリット・デメリットをわかりやすく解説 | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
まずは皆さんも理解がしやすいところからいきましょう。
1つ目は「他の企業に学生が行くのを防ぐためです。」
それはそうですよね。
当然候補者は他の企業も受けております。
社内ですごく評価が高かった人材が、他社へ行ってしまうのは凄く惜しい。
したがって、当然はやく選考を終わらせることによって、自分たちの会社に来てもらう事を願うばかりでしょう。「◎月〇日までに返事をください。」と企業から指定があるのはそのためです。
この期日は延長をしても大丈夫なのか、気にしている方もいらっしゃると思います。
私の意見としては
「問題ありません。しかし、内々定枠が埋まったら選考辞退扱いとする企業がある。」
と回答しておきます。
もうすこしわかりやすくお伝えをすると、企業は内定者数の目標よりも多めに内々定を出します。
辞退者が出ることを見越して多めに内々定を出すのです。
しかし、あまりにも出した人が自社に来ると企業にとっては大変嬉しい誤算になります。
そこで、内々定だけれどもウチには限りがあるからね。というメッセージで選考をしているのです。
その他の企業はどうか分かりませんが、このように学生の駆け引きに対応している企業は多いのではないでしょうか。学生さんの立場からすると焦りますよね、、、企業は上手いこと選考をしています。
話を戻しますと、やっぱり内々定を出したら来てほしい。
そういう圧力が学生さんに対してどうしてもかかってしまうのです。
学生の皆さんは圧力がかかっていると感じたとしても、自身で選ぶ権利があるのです。
しっかりと断る勇気をもって対応するようにしましょう。
②採用目標人数を確保しなければならないというノルマがある。
出典:「ノルマ」の意味とは?使い方から英語まで例文付きで解説 – スッキリ (gimon-sukkiri.jp)
続いては「採用担当者にもノルマがあり、達成しなければならないから」です。
私も5年間ほど採用担当を経験して感じたことは、採用担当の仕事は半ば営業のようなものです。
人事部に所属していることが多いので、事務的なイメージを持つ方が多いですが、学生に会うために大学に行って企業をPRして学生を集めてきます。これは現場に行って商品をPRする活動とほぼ同じです。
営業の仕事と全然変わらんなと思えたことが非常に大きな気づきだったくらいでした。
営業に近いと言ったのは上記だけではなく、数字のノルマもあるんです。
「何人採用することが出来たか?」ということですね。
人事部には給与計算や保険の担当、社員の研修の担当、人材配置の担当等様々な方がいらっしゃいますが、唯一数字のノルマとして評価できるのがこの採用担当の部署なのです。
オワハラを行う事でしっかりと数字のノルマを達成したい。そういう企業、採用担当者は多いでしょう。
学生さんに来てもらえることが嬉しいのは間違いないですが、社内で自分が評価されることも非常に重要だと考えてしまいます。そうなると、自分の成果をはっきりと出したくなってしまうのです。
非常に説明が上手でキラキラしているイメージがある採用担当の仕事。
実は他にもありますが、非常に泥臭い仕事なのです。
更に言えばノルマは超えすぎてもいけない。目標人数に合わせなければならない。
これが採用担当の仕事の難しさです。
こういった気持ちを抱えながら、はやく学生さんに就活を終わらせてノルマを達成したいのです。
rasuの当時の気持ちですが、こういった気持ちを抱える担当者は多いのではと思います、、、
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③内々定辞退により、再度選考を行いたくない。
出典:面接後、応募者から選考辞退されてしまう原因や対策を解説 (baitoru.com)
最後は採用担当者にとって恐ろしいことです。
それは、「再度選考を実施することを防ぐ」ためです。
企業は莫大な費用をかけて採用活動を行っています。
企業によると思いますが、1人につき100万円以上かけているところは、決して少なくないでしょう。
学生さんは自分が内々定をとって1社に決めればいいやと言う気持ちを持つ一方で
企業は辞退が続出すると、再度選考を行わなければなりません。
①会社説明会の実施
②書類選考
③グループディスカッション
④一次面接
⑤二次面接
⑥最終面接
辞退者が続出し、採用目標人数が達成できないとわかると再度人材を集める必要があります。
そうすると上記の選考プロセス(一般的)を再度行う必要があります。
これを行うことはまた時間と労力、費用がかかるのです。
オワハラはこれを防止することを目的に行われているという点もあります。
採用担当者は出来る限り今の選考を終わらせて、次の採用に移りたいと考えます。
今(2023年4月)でいうと、2025年卒採用についても考えなければならないのです。
こうやって次の年の採用活動も考えなければならないとなると、非常に焦ります。
企業としては早く終わらせたいんですね。この心理からオワハラが起きてしまうんです。
当時の採用担当者としての経験談です。
オワハラは絶対にしないように心がけていました。
しかし、辞退が続くと本当に心が折れますね。
しっかりと魅力付けをして、絶対に来てくれそうだと感じていた学生から辞退を受けたとは非常につらい気持ちになりました。
「採用担当の仕事=人を採ってくるだけ」で簡単と思っている方がいますが、自分は採用マーケティングの仕事がどの仕事よりも奥が深く、難しい仕事だと思います。
採用担当が出来れば何でもできる!そんな風に感じました。
オワハラは当時は起きないように、学生さんには優しい口調で接しておりました。
企業によるかもしれませんが、学生さんの心理が読めない以上は難しい仕事。
様々な企業で顕著となり、学生さんが嫌な思いをするのは無理もないと思いました。
それでもお互いに向き合って後悔なく話せる立場になれればと願ってやみません!
経団連が動く明るいニュースが出ていますね。
企業と学生お互いにとってWin-Winな就職活動であることを期待します!
本日は採用担当者の裏側ということで、内々定のフェーズでご紹介をしました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
皆さんのキャリアが素晴らしい方向に進んでくださることを期待しております!
採用担当者の裏側のテーマについては一度終了としたいと思います。
頑張ってください!
rasu
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