睡眠グッズおすすめ12選|耳栓・アイマスク・パジャマの選び方
✅ この記事の結論
- グッズを買う前に、まず寝室の温度と光を確認してください
- 効果が大きいのは、遮光カーテン・枕・パジャマの3つ
- アイマスクや耳栓が合わない人もいます。無理に使う必要はありません
「よく眠れないから、何かいいグッズはないかな」
そう思ってネットを見ると、無数の商品が出てきます。
でも、その前に確認したいことがあります。
あなたの寝室、暑すぎたり明るすぎたりしていませんか?
高い枕を買っても、部屋が28度を超えていたら眠れません。
この記事では、優先順位をつけてグッズを紹介します。上から順に見ていってください。
🔹 まず確認したい寝室の環境
グッズより先に、環境です。

とくに多いのが、エアコンの使い方です。
「もったいないから寝るときに切る」という方は多いのですが、明け方に暑さや寒さで目が覚めるほうが損です。
弱めの設定で朝までつけておくほうが、眠りは安定します。
💪 優先度A|効果が大きいグッズ
1. 遮光カーテン
いちばん費用対効果が高いグッズかもしれません。
外の街灯や、夏場の早い日の出で目が覚めてしまう方には効果的です。
選び方のポイント
- 遮光には等級があります。1級がもっとも暗くなります
- 完全に暗くしたいなら、カーテンレールの上と横のすき間も対策を
- 逆に、朝は光を入れたいという方は、あえて2級を選ぶのもあり
朝起きられない人は、遮光しすぎに注意してください。朝の光は体内時計のリセットに必要です。
2. 枕
首や肩がこって夜中に目が覚める方は、枕が合っていない可能性があります。
選び方のポイント
- 立っているときと同じ姿勢を、寝ているときも保てる高さ
- 横向きで寝る人は、少し高めが合いやすい
- 素材より、まず高さが合っているか
可能なら、寝具店で実際に横になって選ぶのがおすすめです。ネットで買うなら、高さ調整ができるタイプが失敗しにくいでしょう。
3. パジャマ
「部屋着のまま寝ている」という方は、ここを変えるだけで違いが出ることがあります。
理由は2つ。
- 寝返りがしやすい(スウェットやジーンズは動きを妨げます)
- 着替えることが「寝る合図」になる
選び方のポイント
- 前開きタイプは着脱がしやすく、締め付けも少ない
- 素材は、夏は綿・ガーゼ、冬は起毛タイプが定番
- ウエストのゴムがきついものは避ける
高価なものである必要はありません。部屋着と分けることが大事です。
🔹 優先度B|悩みに合わせて選ぶグッズ
4. 耳栓
騒音で目が覚める方には効果的です。
選び方のポイント
耳栓にはNRRという遮音性能の数値があります。数字が大きいほど遮音性が高くなります。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| フォームタイプ | 遮音性が高い。指でつぶして入れる。安価 |
| シリコンタイプ | 耳の形にフィット。繰り返し使える |
| フランジタイプ | 装着がかんたん。着脱しやすい |
注意点
- 目覚ましやインターホンが聞こえなくなることがあります
- 小さなお子さんがいる家庭では、泣き声に気づけないリスクを考えてください
- 汚れたまま使うと、外耳炎の原因になります。清潔に保つこと
5. アイマスク
光で目が覚める方、日中に眠る方には有効です。
選び方のポイント
- 目に当たらない立体タイプが快適
- ゴムがきついと、圧迫感で逆に眠れません
- 洗えるタイプが衛生的
アイマスクが合わない人もいます
「アイマスクはよくない」と言われることがありますが、これは主に次の理由です。
- 締め付けがストレスになる
- 目やまつ毛への摩擦が気になる
- 寝ている間にずれて、気になって目が覚める
- 朝の光が入らず、起きにくくなる
朝すっきり起きたい方は、遮光カーテンより弱めにする、タイマーで照明をつけるなどの工夫と組み合わせてください。
合わないと感じたら、無理に使う必要はありません。
6. 加湿器
冬に、のどが乾いて目が覚める方に。
湿度が下がると、のどや鼻の粘膜が乾いて、いびきをかきやすくなります。
湿度は50〜60%が目安。 つけすぎるとカビの原因になるので、湿度計と合わせて使ってください。
7. 間接照明・調光ライト
寝る1時間前に照明を落とすと、体が夜だと認識しやすくなります。
天井の照明を消して、床置きのライトだけにする。 これだけで違います。
電球の色は「電球色」(オレンジっぽい色)を選んでください。白っぽい昼光色は、脳を目覚めさせる方向に働きます。
8. 掛け布団・敷きパッド
寝返りを打ちにくい重い布団は、眠りを浅くします。
夏は接触冷感、冬は吸湿発熱など、季節に合わせた敷きパッドを使うと、体感がかなり変わります。
「布団を買い替える」は高額なので、まずは敷きパッドやカバーから試すのがおすすめです。
🔹 優先度C|好みで選ぶグッズ
9. アロマ
ラベンダーなどの香りでリラックスする方には有効です。
ただし、香りの好みには個人差が大きいので、苦手な香りは逆効果になります。
火を使うタイプは就寝時に危険なので、ディフューザーやピローミストなど火を使わないものを選んでください。
10. ナイトウェア用の靴下
足が冷えて眠れない方向けです。
ただし注意点があります。厚手の靴下を履いたまま寝るのは逆効果になることがあります。足から熱を逃がせず、体の内側の温度が下がりにくくなるためです。
寝る前に温めて、布団に入るときに脱ぐ。 これがおすすめです。
どうしても履きたい場合は、足首まで、つま先が空いているタイプを選んでください。
11. 抱き枕
横向きで寝る方、妊娠中の方に人気です。
体の重みが分散されて、姿勢が安定します。
12. ホワイトノイズマシン・環境音
完全な静けさが苦手という方には、一定の音を流すのも手です。
雨音、扇風機の音、川のせせらぎなど。
スマホのアプリで代用できますが、その場合は必ずタイマーを設定してください。一晩中スマホを枕元に置くのは、通知や光の面でおすすめできません。
🔹 買う前に、確認してほしいこと
グッズを買っても改善しない場合、原因が別にあるかもしれません。

次に当てはまる方は、グッズより先に確認を
- いびきや無呼吸を指摘された
- 毎晩お酒を飲んでいる → まず寝酒を見直す
- 不眠が2週間以上続く
グッズは環境を整えるためのものです。体の問題は、グッズでは解決できません。
🔹 予算別・何を買うか
予算が決まっている場合の、現実的な選び方です。
予算0円
まず、これだけで変わる人がいます。
- エアコンを朝までつけておく
- スマホを寝室の外で充電する
- 豆電球を消してみる
- カーテンのすき間を、洗濯ばさみで留める
最後のひとつは意外と効きます。 遮光カーテンでも、上や横のすき間から光は入ります。
予算3,000円
耳栓とアイマスク、またはアイマスクと湯たんぽあたりが現実的です。
まず何で目が覚めているかを1週間メモして、原因に合ったほうを買ってください。
予算1万円
枕、または遮光カーテン。
どちらも毎晩使うもので、効果を実感しやすい買い物です。
朝の光で目が覚めてつらい人はカーテン、首や肩がこって目が覚める人は枕。
予算3万円
敷きパッドやマットレストッパーが候補になります。
布団やベッドを買い替えるのは高額ですが、上に敷くものだけなら手が届きます。
予算に関わらず
「これを買えば眠れる」という商品はありません。
グッズは環境を整えるためのもの。生活習慣という土台があってこそです。
🔹 買って後悔しやすいパターン
パターン1|原因を確かめずに買う
「なんとなく眠れないから」と枕を買ったが、実は部屋が暑かっただけ。
まず1週間、何で目が覚めているかをメモしてください。
- 暑い・寒い
- 音
- 光
- 体の痛み
- 特に理由がわからない
原因がわかれば、買うものは自然に決まります。
パターン2|高いものを一度に買う
いきなり数万円の枕を買って、合わなかった。
返品や交換ができる店で買うか、まずタオルで高さを調整して試すほうが安全です。
パターン3|口コミだけで選ぶ
体格も寝る姿勢も人によって違います。
「横向きで寝る人向け」「仰向けの人向け」といった、自分の寝方に合う情報を探してください。
パターン4|グッズで解決しようとする
いびきを指摘されているのに、枕やサプリで何とかしようとする。
これは、いちばん時間を無駄にするパターンです。
🔹 季節ごとに見直したいもの
同じグッズでも、季節によって使い方を変えると効果が上がります。
夏
- 敷きパッドを接触冷感タイプに
- エアコンは朝までつけたまま(切ると明け方に暑さで目が覚めます)
- 掛け布団は薄手でも、お腹だけは冷やさない
- 遮光カーテンで、早い日の出をさえぎる
夏に眠れない原因の多くは、室温と湿度です。 グッズを買う前に、まずエアコンの設定を見直してください。
冬
- 敷きパッドを吸湿発熱タイプに
- 寝る前に布団を温めておく(湯たんぽや布団乾燥機)
- 加湿器で湿度50〜60%を保つ
- 靴下は履いたまま寝ない(寝る前に温めて、布団で脱ぐ)
冷たい布団に入ると、体温が下がりにくくなります。 寝る30分前に温めておくだけで、寝つきが変わります。
春・秋
寒暖差が大きい時期です。
朝方に冷えて目が覚めることが増えるので、薄手の毛布を足元に用意しておくと対応しやすくなります。
❓ よくある質問
Q. 予算1万円なら、何を買うのがいい?
枕か、遮光カーテンをおすすめします。
どちらも毎晩使うもので、効果を実感しやすいためです。
Q. アイマスクと耳栓、どっちが先?
目が覚める原因によります。
- 朝の日差しや街灯で目が覚める → アイマスク(または遮光カーテン)
- 車の音や生活音で目が覚める → 耳栓
原因がわからない場合は、まず何で目が覚めているか1週間メモしてみてください。
Q. 高い枕を買えば眠れますか?
値段より、高さが自分に合っているかです。
高価でも合わない枕はありますし、タオルを畳んで高さを調整するだけで改善する場合もあります。
Q. 重い毛布(ウェイトブランケット)はどうですか?
好みが分かれます。安心感があるという方もいれば、圧迫感で眠れないという方もいます。
返品できるところで試すのがおすすめです。
Q. 枕はどれくらいで買い替えるべきですか?
へたって高さが変わったらが目安です。
朝起きて首が痛い日が増えたら、確認してみてください。タオルを1枚足すだけで改善することもあります。
Q. パジャマは季節ごとに買い替えが必要ですか?
夏と冬で素材を変えると快適です。ただし高価なものである必要はありません。
大事なのは、部屋着と分けることです。
Q. 加湿器の手入れが面倒です。
濡れタオルを部屋に干すだけでも、ある程度の効果があります。
手入れが続かないなら、無理に機器を使う必要はありません。
Q. 遮光カーテンにすると、朝起きられなくなりませんか?
その可能性はあります。朝の光は体内時計のリセットに必要です。
対策として、目覚まし時計を光るタイプにする、起きたらすぐカーテンを開ける習慣をつくる、といった方法があります。
Q. 一人暮らしで予算が限られています。
まず0円のことから試してください。
エアコンを朝までつける、スマホを寝室の外へ、カーテンのすき間を留める。それだけで変わる人がいます。
📝 まとめ
- ✅ グッズの前に、寝室の温度・湿度・明るさ・音を確認する
- ✅ 効果が大きいのは、遮光カーテン・枕・パジャマ
- ✅ 耳栓とアイマスクは、目が覚める原因に合わせて選ぶ
- ✅ アイマスクが合わない人もいる。無理に使わなくていい
- ✅ 厚手の靴下を履いたまま寝るのは逆効果になることがある
そして、いちばん大事なことをもう一度。
エアコンを朝までつけておく。スマホを寝室の外で充電する。
この2つは0円でできて、たいていのグッズより効果があります。
この記事は一般的な情報をお伝えするものです。特定の商品の効果を保証するものではありません。不眠が続く場合は医療機関にご相談ください。
📚 参考文献・出典
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html - 厚生労働省 e-ヘルスネット「休養・こころの健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart - 厚生労働省 e-ヘルスネット「眠りのメカニズム」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-002.html - 厚生労働省 e-ヘルスネット「健やかな睡眠と休養」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart-summaries/k-01


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